コロナ禍で結婚式はどう変わった?新郎新婦母の装いが留袖からドレスに変化しつつある3つの理由を解説

近年ではコロナ禍の影響もあり、結婚式の内容がコンパクト化しています。「家族だけのチャペル式」や「少人数でのパーティ形式」など、結婚式がカジュアル化することにより、新郎新婦母の装いも留袖からドレスへと変化しているのです。今回は、コロナ禍を受けた結婚式への変化にともない、新郎新婦母の装いが変化した理由について解説します。

コロナ禍での結婚式への変化

コロナ禍がきっかけとなり、結婚式の在り方について変化しています。仕事の付き合いや遠い親戚など、大勢の人に結婚式を見てもらう場ではなく、「大切な家族と過ごす時間にしたい」と考える新郎新婦が増えているのです。
そこで、今まで成長を見守ってくれた親族や身内のみの少人数をゲストとして招待する「アットホームな結婚式」が注目を集めています。またコロナ禍を通じて、結婚式の原点に戻り「なぜ結婚式を挙げるのか?」と本質をあらためて考え「幸せを感じられる思い出の結婚式」を望む新郎新婦が増えています。

新郎新婦母の装いが留袖からドレスに変わりつつある3つの理由

かつて結婚式にはホテルを選ぶことも多く、披露宴では金屏風に新郎新婦が並んでいることが一般的だった結婚式。ところが近年ではコロナ禍により、結婚式のスタイルも多様化しています。そのため、家族だけの少人数で式を開催することも珍しくありません。

またホテルでの結婚式では、ウエディングドレスと合わせて白無垢や色打掛など和装もあったため、新郎新婦母の装いも黒の留袖が定番でした。
それでは現在、新郎新婦母の衣装が留袖からドレスに変化しつつある3つの理由について見ていきましょう。

新郎新婦母の留袖からドレスへ変化している理由「①式場の多様化」

いままで結婚式は、ホテルを選ぶ新郎新婦が多かったでしょう。しかし最近では素敵な庭が自慢のガーデンウエディングや、おしゃれなレストランウエディングなども選択可能です。さまざまな様式の会場を選べるため、好きな雰囲気の結婚式を挙げられるよう変化しています。
 
また会場が洋風へ変化することで、新郎新婦母の衣装も黒の留袖ではなく、軽やかなドレスの方が雰囲気に合うようになってきました。

新郎新婦母の留袖からドレスへ変化している理由「②少人数でカジュアル化」

コロナ禍の影響もあり、結婚式は家族だけや身内のみという場合も少なくありません。また少人数での式の場合には、新郎新婦母も他の参列者の服装や式場の雰囲気とも合わせたほうが良いでしょう。

さらに親族の顔合わせを兼ねているレストランウエディングや、屋外での式へ参加する場合、黒の留袖では仰々しくなってしまうため、ドレスのほうが雰囲気に合うようになりました。

新郎新婦母の留袖からドレスへ変化している理由「③着替えが手軽で取り入れやすい」

ドレスでは和装の着付けもなく、帯による締め付けもないため動きやすいと言えるでしょう。またドレスの着替えは手軽な点も嬉しいポイントです。

留袖とは異なり、さまざまなデザインのドレスを選ぶのも楽しみのひとつ。しかし、ドレスと言っても、何を着たら良いのか迷うお母様もいらっしゃるでしょう。
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